やばい、やばすぎるよクラシック

ショスタコーヴィチ:交響曲第5番

ショスタコーヴィッチと書くべきかショスタコーヴィチと書くべきか悩みどころですが、そんなショスタコーヴィッチの交響曲第5番。今回買ったのは歴史的名演と言われているバーンスタインがニューヨークフィルを東京で振ったライブ録音。

前から聞いてみたいと、てかショスタコーヴィッチを聞いてみたいと思ってたんですけど、これはヤヴァイ。かっこよすぎる。特に第4楽章の怒涛の音の洪水はバーンスタインの荒々しい表現もあって、ものすごいパワーで迫ってくる。

なんか調べると20世紀のロシアの作曲家ってこともあって、いろいろスターリンとか政治的にからんでくる人、曲なわけで、たぶんこの曲の精神性とかメッセージってのはそういう背景を知らないとわかんないんだと思う。むしろそれを知ってこそこの曲を完全に楽しめるということか。

ただ、それも大事だとは思うけど、そういうのが無意味に敷居を高めてるんだなぁと思う、クラッシクのね。いいじゃん、最初はさ、単純に楽しもうよ。音に浸ろうよ。まずはそこからな気がする。

なんと言ってもこの曲の魅力はパワー。今の時代ここまで書けるやつはそういない。現代の作曲家とかどっかいけよ、まじ。全然勝ててない、この人に。というかシンセに頼ってるヤツとか恥をしれ恥を!!(ハンス・ジマーとその弟子たちを中心に。)また、20世紀の作曲家なので、チャイコフスキーと同様、聴きやすい。ただ、キャッチーなメロディがあるわけではないので聴きなれてない人にはちょっと難しいかなぁというかんじ。暗いし。でもド派手なオケ曲が好きな俺にはドンピシャで最高です。モチーフが何回も繰り返して出てくる構成もすばらしい。

これ、毎日聴いてるし。この曲の指揮とか気持ちよさそうだなぁ。。。



大音量で一人で聴いててノッてたら親が帰ってきてちょっと恥ずかしくなったことを最後に加えておきます。