オーバー・ザ・ウェーブ
これまた5周年のショー。
S.Sコロンビアの前でやってるショー。セイル・アウェイっていうショーをやってたとこ。
前作はあんまり見てないし、個人的に好きじゃないショーだったので印象薄。
で、今回。
こ れ は や ば い 。
おい、5周年のメインはミシカじゃないぞ。オーバー・ザ・ウェーブだ。これは10年に一度出会えるか出会えないかの傑作である、と僕は思う。本当にすばらしいデキだ。TDRのステージショーとしてはTDL10周年の「It's Magical!」以来の傑作だよ。いやーびっくりした。
何がすばらしいって音楽・構成・脚本・演出そのどれもなんだけど、なによりすばらしいのはあれだけの分量をたったの約30分でまとめあげたこと。30分であれだけの展開と説得力を持っているショーなんてなかなかない。
今回はTDRでは珍しく劇パートもあったりして興味深く見させてもらったんだけど、みんな感情豊かに演じていてまじで好感を持った。そっからミュージカルに発展していく様も演出が強力な力を持っているおかげで、違和感なくすーっと劇の中に入ることが出来る。
ってかこのショーは没入感がやばい。気付いたらショーに夢中になってた。一部ちょっと引いちゃうコメディシーンがあるのが残念(これがなければ満点。)だけど、観客をぐいぐいひっぱる力はすごい。
構成もまた秀逸で、最後の展開へ向かっていく収束感がやばい。ちょっとドアのシーンが長い気もしなくもないけどね。でもこのショーの構成はすばらしい。
すばらしいすばらしいばっかりでなんだこのレヴューというかんじだけどほんとにすばらしかったのでしょうがない。音楽も感動的でよかった。ほんとによかった。見て良かったオーバー・ザ・ウェーブ。
『オーバー・ザ・ウェーブ』
ショー:★★★★★
構成:★★★★★
演出:★★★★★
音楽:★★★★★
演出:★★★★★
コメディ:★★★★☆
Over all:★★★★★