マネジメントとかで思ったこと。ただの思いつきだけど。
優秀なマネージャーは、
人に対するある種の諦め
と
人に対するある種の希望
という相反する・矛盾する思いを自分の中で両立させている。
人は利己的であるから、金なりそいつのやりたいことなり
おいしそうなエサを目の前にぶら下げることでようやく人は動く。
エサをぶらさげる以外では人はテコでも動かない、という諦め。
一方で、人は精神論で動くこともあれば、青臭い使命感で一致団結することもある。
そうすると、時にロジックでは説明不可能なような成果を人は出すことができる、という希望。
どちらか、ではなく場面に応じて適切に使い分けられるマネージャーこそ、優秀である。
中でも、諦めをベースとしつつ、士気が異様に下がっているときに希望を持つのが、
組織を巧く動かせるコツなんじゃないかと思ったり。
しかしものすご定性的に証明しづらい話なので、研究のネタにはなりえませんな。