3度目の正直。

もはやタイトルに文字を入れない。
このブログでは注釈がつかない限りはあの映画を指す、ということがしばらく続きそうです。

劇場で3回目は個人的にはタイ記録。スターウォーズEP1以来なので8年ぶりの快挙!
いやはや、3回目なのに面白さが失われない。ヨダレが出るほど面白い。驚異的に面白い映画だわ。
3回目ともなると後の展開が分かってるので、オープニングの“キューブ”のシーン
(何度見てもアルマゲドンのオープニングとこのシーンの違いがよくわからない。)
で流れるメインテーマ聴くだけで涙腺が刺激されてしまう。
メインテーマ聴いただけでカタールのあのシーンからバンブルビー初登場シーン、
鼻血寸前のあのバトルシーンまですべてが思い出された結果、涙、というわけ。
ずっと、この映画の音楽についての記述を避けてきてたんだけど、
(映像がすごすぎて音楽にまで気が回らなかった。)
ティーブ・ジャブロンスキーの音楽は3回目でようやくはっきり覚えられるくらいのテーマなので、
彼のベストであるスチームボーイに比べれば落ちるけど、アイランドよりは断然こちらの方がよい。
ボーンクラッシャーとオプティマスプライムが高速道路下で戦うときの音楽なんかは、
ジーなシーンに薄めの音楽つけたりしていて、なかなかうまい音楽演出だなぁと思った。
(ここのシーンは映像・曲ともどもお気に入り)
あとはやっぱり、ここぞというときにメインテーマをちゃんと持ってきてるんですよね。
基本的なことだけど。
米軍のテーマか戦いのテーマかどう位置づけてるかは知らないけど、
カタールの飛行機発進のときにかかるモチーフなんかも、
アドレナリン噴出のスイッチとしてうまく作用しているんだよなぁ。
出ないはずだったスコアサントラが、
どうやらパラマウントが今回は空気読んで発売することにしたらしいので、
発売されたらじっくり聞いてまた書こうと思ってます。
でも劇中で耳にする限り、かなり良いのでサントラ発売が楽しみ。
ただやっぱりハンス・ジマーにパイレーツ並の曲をつけてほしかった、っていうのが本心で、
というのもやっぱり僕はザ・ロックの再現を期待しているから、なんですよね。
加えてジャブロンスキーがジマーを超えるパワーのある曲を書いていないこともあるんだけど。
やっぱりパイレーツなんかにはジマーはもったいなかった。ほんとに。
あああピースメーカーみたいな爆裂な曲がこの映画についてたらなぁ・・・・・。

今回は、なるべく時間配分とかそういうものに気を配りながら見ようと思っていたんだけど、
途中から3度目にも関わらず映画に没頭してしまったので、結局分からず。
でも最後の戦闘シーンは30分くらいしかなくて、体感時間に比べればずいぶんと少ない時間だった。
思えば、それくらいに充実している体験だったってことだよなぁ・・・。


うーん、やっぱすげー映画だ。もっかい見に行く。