これで僕も1人前戦略コンサルタント
ソニーが全額出資する金融持ち株会社のソニーフィナンシャルホールディングス(SFH)は4日、東京証券取引所に10月11日に株式上場すると発表した。
SFHが7万5000株を新たに発行して公募増資し、ソニーも72万5000株の保有株を証券会社を通じて放出する。さらに、最大7万株を追加で売り出す。
SFHは株式の売り出し価格を1株41万5000円と想定しており、ソニーとSFHが手にする金額は最大で計3610億円になる見込み。昨年11月に東証1部に上場し、約3800億円を調達したあおぞら銀行以来の大型上場になりそうだ。SFHの時価総額も約9000億円となる。
ソニーは、SFH上場後も、発行済み株式の63・2%を保有し、親会社の立場を維持する。
(YOMIURI ONLINE)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070904ib22.htm
おい、こら、この戦略、僕が6月に受けていた授業のレポート
「ソニーへの提言」で書いた結論と同じじゃないか。
(略)
・達成するための具体的な打ち手
○全社戦略
1.会社ヴィジョンの再定義
-ソニーらしさとは何か?
2.R&D費の見直し
-先進的商品による新たな市場の創造
3.組織体系の見直し
-“技術主導”から“マーケットプル”型製品開発
4.金融事業からの資金調達
-IPO、株式保有比率の低減
(略)
・・・以上のことを行う資金として、金融事業からの資金調達を提案したい。具体的には株式保有比率の低減を目指す。好調な事業でもあることから、IPOをした場合、多額の資金を得られることが予想される。金融事業はエレクトロニクスにおける技術力の向上を事業目標としている現在では、ノンコア事業にあたり、・・・現在、ソニー本社のソニーフィナンシャルグループにおける出資比率は100%である。IPOなどした場合でも51%以上を確保し、影響力は行使できる状態において・・・
(略)
(僕のレポートより。)
保有比率が僕の提案とは違いますが、
ソニーとしてはより強固にグループとしての結びつきを残したかった、ということなのかな。
しかし、63,2って2/3を超えているわけじゃないから、
51%以上と扱いは一緒なんじゃないんかね。よくわからんけど。
あー金融勉強しなきゃなぁー。会社法とかも。
とりあえず伊藤先生、Aくださいよ。絶対だよ。